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今年は主だったワークス勢が軒並み参加せず、
海外のMotoGPやSBKといった有名なライダーも参戦せず、
といった歴代の大会の中でも目玉を見つけにくい年となりました。

しかし、そうは言っても
目の付け所を変えれば面白く見えてくるはず。
何もワークスチームや有名強豪ライダーだけが8耐ではありません。

今年は以前のエントリでも書きましたが、
【Road to 8hours】鈴鹿300km耐久ロードレース 決勝&鈴鹿8耐暫定エントリリスト

#5 井筒 仁康、武石 伸也、鶴田 竜二 (KAWASAKI)
ZX-10R TRICK☆STAR RACING

#7 イゴール・ヤーマン、スティーヴ・マーティン、グエン・ジャバンニ
(YAMAHA)
YZF-R1YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM

#18 戸田 隆、川原 英実、堀 光義 (DUCATI)
999R ラベレッツアスピード&PIAA

#55 高宮 義文、 高橋芳延、須磨貞仁
(SUZUKI)
GSX-R1000K7 GAGNER H.M.F

#99 野田 弘樹、関口太郎(HONDA)
CBR1000RR テルル ハニービーレーシング

上記のチームを応援する理由はそこのエントリを読んで下さい。
改めてみると、各メーカー均等にバラけていますね。
今回応援するチームのどれかがシングルフィニッシュしてくれる事を
楽しみにしながらネット観戦します。

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常勝のS.E.R.T1号車が序盤に転倒するアクシデント。
(開始から3時間後には路面はハードウェットになっていて2度もコケた
とヴェネマンはコメントしている。)
写真はsuzuki-racing.comより。

#1_pos3#1

そして優勝候補の一角、Honda Franceも崩れ
(コチラも転倒あり、ライダーは無事でした。
写真はHonda Franceより拝借。全日本とは違ったトリコロールパターンです)

#111_pos2#1

勝利を手にしたのはYamaha Austria RTでした。
写真はmotoblog.itより

#7_win#1dumans

結果はコチラより
ル・マン24時間公式サイト 決勝結果

11年前に勝って以来ずっとル・マンでは勝利から見放されいた
(YAMAHA)のマシンでしたが、今年は既にSBKでベン・スピーズが
その実力を示しているYZF-R1でその勝利を掴み取りました。

・スティーヴ・マーチン
・グエン・ジャバーニ
・イゴール・ヤーマン

の3人が今年の勝者です。
お疲れ様でした。

そうそう、気になっていたあのチーム、
RC30を駆るTeam Matmut Moto Journalはオープン・クラスで
完走、クラス優勝したそうです。良かったですねー。
写真はWEC公式より。

#30_Openclass

今年の世界耐久選手権第1戦がフランスはル・マンで始まりました。

予選結果はコチラから
ル・マン24時間公式サイト(PDF)

ディフェンディングチャンプのS.E.R.Tはメンバーを
かなり入れ替えて残ったライダーはヴァンサン・フィリップのみ。
WSSで参戦しているバリー・ヴェネマンが加入していますね。
予選では6番手。

ポールポジションはHonda France #111
何とライダーが何気に豪華。
・スティーヴ・プラター
・セバスチャン・シャルパンティエ
・マチュー・ラグリヴ
といった面々です。
元WSSチャンプ、シャルパンティエとS.E.R.Tから移籍したラグリヴがいるので必勝体制で来ているのかな?

さて、以前のエントリで書いた
【WEC】ル・マン24時間耐久にRC30が参戦。

Team Matmut Moto Journalは44番手。
楽しんで無事完走してもらいたいですね。

Live Timingはコチラから見れますよ。
http://www.lemans.org/24heuresmoto/pages/chronos_gb.html

往年の名機、(HONDA)のRC30が来週行われる
ル・マン24時間に参戦するとのこと。

ソースはmoto.caradisiac.comより。
24h du Mans 2009 – RC30 : La dernière ligne droite !!

Team Matmut Moto Journalがこのマシンをオープンクラスで走らせるとの事。

RC30_2009

僕が高校生の頃、鈴鹿でYZFやGSX-Rと死闘を繰り広げられた
名機RC30が走る、しかもガチで、おもろいじゃないですか。
しかも写真に写っている三人が楽しそうなのが、また、いい。

V4エンジンと片持ちスイングアームのこのマシンは
今見てもカッコいい。
当時の僕は中面さえも持っていなかったけど、早く免許を取ってVFR400とか本気で欲しかったものだ。
(その後バイクの免許を取得するのに10年近く時が経ってしまったけどね)

現在、(HONDA)はMotoGPにV4エンジンで参戦しているので
リ・デザインしたRC30/45のマシンを作ってみると結構売れるのでは
ないか、と思ったりします。
(勿論現在の持ちうるテクノロジーを投入したマシンでないと意味はないんですが)

YZM-R1のエンジンテクノロジーを流用したMY2009 YZF-R1が人気があるように、
(HONDA)にもそういう資産があるのだからもっと有効に使えばいいのに、と思いますね。

鈴鹿8耐では圧倒的な強さを誇った(HONDA)ワークスですが、
昨今の世界同時不況によりF1のみならず鈴鹿8耐もワークス参戦を
取り止めるとの報道があっちこっちにありました。

しかし、こんな記事もあったり。
レスポンスより、
ホンダ、「鈴鹿8耐 撤退」報道を否定

コレもワークス参戦は取り止めるものの、
プライベーターにマシンの貸与して実質的には参戦を
継続するとのこと。
(HARC-PRO、ケーヒンコハラRT(TSR)、桜井ホンダなどかな?)
以前どっかで書きましたが今年はJSB1000は
(HONDA)ワークスが走らないのは
分かっていたので僕はそんなに驚きはしませんでしたけど。
(その理由は昨年所属していたライダー2人がそれぞれ移籍してしまったので)

他のメーカーはある意味チャンスだけど、ガチの(HONDA)ワークスに勝ってこそ
価値がある、と思うのですが、皆はどう思っているのでしょうね。


それよりびっくりしたのが1部報道ではトライアルまでも撤退?
という記事が出た事。
日本が誇る世界チャンプ、フジガスの走る場所さえもなくなってしまうのか、と
思うとますます悲しくなってしまいます。

今年ほど日本のモータースポーツ不遇の年はないだろうなぁ・・・。

土曜日決勝なのでいささか乗り遅れ気味ですが
結果です。

#6 8hours Of Doha Race Results(PDFです、重いです)

今回も鉄板かと思われたS.E.R.T1号車がラジエターのトラブルで
何と開始1時間でリタイアする大波乱あり。
オーバーヒートを起こしてエンジンを壊してしまったので、流石の世界王者チームもなす術無し・・・。

優勝は
Y.A.R.TことYamaha Austria RacingTeam。

#7_wIn#6Doha8H_plater 
耐久レースの常連チームですが、意外にもEWCで勝つのは初めてとか。
BSBライダーのスティーヴ・プラター(写真です、QP1より)、
元SBKライダーで今はSBKのLiveTVの解説者のスティーヴ・マーチン。
そして2002年の元耐久世界王者のイゴール・ジャーマンの3名でした。
(彼はSBKで5シーズンも戦っていた大ベテランです→プロフィール

そして今回は表彰台全てが(YAMAHA)のマシン。
来季は大幅にモデルチェンジしたR1となるのでS.E.R.Tを脅かす存在となるか?
そーいや
(SUZUKI)もブランニューでしたね。こちらはほぼ正常進化型らしいですが。

世界耐久選手権の2008シーズンも最終戦。

ここでも強いS.E.R.T1号車。勿論ポール・ポジションを獲得。
しかしメンツがいつもと違います。
ヴァンサン・フィリップの代わりにギローム・ディートリッヒが加入。
予選タイムも少し彼が出遅れています。
写真はSuzuki-Racingより。

#1_doha_pole

Official Starting Grid(PDFです、すっごく重いです)

さて、今回もSBKライダーが、こっそり出てたりします
6番手に ヤコブ・シュムルツが。マシンは
(HONDA)なんですがいーんですかね?

先週末にロードレースでは
 
MotoGP インディアナポリス
BSB クロフト
 
がありましたが、MotoGPは地上波みるまでレビューはお預け、
BSBはネタ揃えてから、ということで
 
今日は世界耐久選手権第5戦 ボルドール24時間を書きます。
耐久選手権に出るマシンって灯火類がついていて一番市販車
に近い状態じゃないですか、その佇まいが好きなんですよね。
 
#5_Start
 
#5 France Bold’or, 24Hours Race Results
 
1. #1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM 1
GSX-R1000K8(SUZUKI)
 
バンサン・フィリップ FRA
マチュー・ラグリヴ FRA
フリアン・ダ・コスタ FRA
747Laps
 
2. #2 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM 2
GSX-R1000K8(SUZUKI)
 
ウィリアム・コステス FRA
ガイロー・ディートリッヒ FRA
オリヴィエ・フォー FRA
741Laps
 
3. #7 YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM
YZF-R1(YAMAHA)
 
イゴール・ヤーマン SLO
スティーヴ・マーチン AUS
グエン・ジャバーニ FRA
738Laps
 
4. #11 TEAM KAWASAKI FRANCE
ZX-10R(KAWASAKI)
 
イヴァン・シルヴァ ESP
フリア・マゼコス ESP
イ-ワン・ニゴン FRA
733Laps
 
5. #3 PHASE ONE ENDURANCE
YZF-R1(YAMAHA)
 
グレー・ゴーランド GBR
ヨルグ・トイヒャート GER
ダミアン・クドリン AUS
732Laps
 
6. #94YAMAHA GMT 94
YZF-R1(YAMAHA)
 
セバスチャン・ジンバート FRA
ダヴィド・チェカ ESP
スティーヴ・プラター GBR
731Laps
 
以下略。
出走55台
完走36台。
 
●S.E.R.T1号車が磐石の走りで2号車との差を6周!も開き
完全勝利!
2号車も続き(SUZUKI)のワン・ツーフィニッシュを達成。
1号車は余程の事がない限りは最終戦のカタール・ドーハでチャンピオンを決めるでしょう。
 
#1_Win#5
 
●6位に入ったGMT94は現在SBKにも参戦しているチームです。
二束の草鞋はいつもながら大変だと思います。
昨年まではSBKはフル参戦ではなかったけど、今年は耐久の方がスポットになってしまったからね。
 
72 BOL D'OR (Circuit Magny Cours 13/14-09-2008)
©Photo: PSP
094 GMT 94
Gimbert Sebastien - bleu (FRA), Checa David - blanc (SPA), Plater Steve - rouge (GBR), Yamaha R1
 
●オープンクラスでは#71号車の(BMW) HP2 SPORTSが獲りました。
でもこのクラス出走が6台なんだよね、しかも(BMW)は2台エントリー・・・。
ううむw。
来年はS1000RRで Formula EWCからの参戦もありかな?
 
#71_OP_WIn
 
●最終戦はこれまた日があいて何と11月8日。
随分と先ですね。
 
●しかし周回数が747周って・・・。
747数えるだけでも大変なのにライダーさん達ご苦労様です。
でも、その1周1周に命を懸けているんだもんなぁ。
 
ここで日本人初優勝した永井康友選手はあらためてスゴイと思わされます。
現在はハガノリのマネージャーをされているToshiさんが
その参戦記を書かれているので是非読んで見て下さい。
初参戦で勝つまでの苦闘と勝利の美酒を味わうまで、どれだけ大変なことか・・・。
 
Yasutomo Nagai(Toshiさんのサイトにジャンプします)
 
永井選手はSBKの先駆者であり、
僕の心に強く刻まれているライダーの1人です。
絶対に忘れる事のできない(YAMAHA)のライダーです。
 
北川選手の次にこのカテゴリーに参戦する日本人っていないのかな・・・。
このレースのトピックは
ミハエル・シューマッハーの参戦になってしまいましたが、
れっきとした世界耐久選手権の4戦目。
 
一周が1分30秒未満なので優勝したチームの周回数が
300を超えるのも鈴鹿8耐とは違うんだな。
 
まずはスタートの様子を。
やはり耐久といえばル・マン方式。
写真はspeedweek.deより拝借。
 
8Hours_start
 
では結果。
 
#4 German Speedweek Oschersleben
8hours Race Results
 
1. #11 TEAM KAWASAKI FRANCE (KAWASAKI)
ZX-10R
305Laps
 
2. #7 YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM (YAMAHA)
YZF-R1
304Laps
 
3. #1 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM 1 (SUZUKI)
GSX-R1000K8
303Laps
 
4. #7 PHASE ONE ENDURANCE (YAMAHA)
YZF-R1
303Laps
 
5. #4 YAMAHA FOLCH ENDURANCE (YAMAHA)
YZF-R1
302Laps
 
6. #14 MACO MOTO RACING (YAMAHA)
YZF-R1
302Laps
 
7. #110 AM MOTO RACING (SUZUKI)

GSX-R1000K8
300Laps
 
8. #21 RMT 21 RACING TEAM  (HONDA)

CBR1000RR
298Laps
 
9. #666 DIABLO 666 BOLLIGER (KAWASAKI)

ZX-10R
296Laps
 
10. #9 LA FORTEZZA AMADEUS X ONE (YAMAHA)

YZF-R1
295Laps
 
以下省略。
 
詳細はコチラ
 
TEAM KAWASAKI FRANCEが今季初優勝。
何気に耐久はZX-10Rも強いのね。
 
#11_win#4
 
・優勝候補のS.E.R.Tは途中転倒があったものの、何とか修復して3位表彰台を確保。
残り2戦あるけど、ノーポイントレースがなければ今年もシリーズタイトルの連覇は固いのではないかな?
 
#1_pos3#4
 
・さて、話題となったHolzhauer Racing Promotionですが、
フロント周りにトラブルを抱え、最終的には6時間半後にリタイア届けを出しました。
145周走ったのでトップから160周遅れとなりますか。
この結果はミハエル・シューマッハーもかなり不完全燃焼だろうなぁ・・・。
ちなみに彼らはEWCクラスよりも改造範囲が広いOPENクラスでの出走でした。
 
OPENクラスの優勝は(BMW)の17号車 HP2 SPORTが取りました。
BMW_Openwin
いやー、まさか本当に世界選手権にでるとは・・・。
 
誰がって?
あの
ミハエル・シューマッハー
が、ですよ!
 
今回ドイツのオーシャースレーベン・サーキットで行われる
 
 
 
Holzhauer Racing Promotion
から第3ライダーとして参加。
マシンは (HONDA) CBR1000RRです。写真はFIM WEより拝借。
 
m schumacher
 
 
では46台出走中7番手のポジションを確保。
って、すげーw。
ライダーのスペックは他のライダーに比べても遜色ない。
 
路面状況やタイムアタックの時間にもよるけど2ndライダーより速いっす。
その他のライダーのQP1のタイムはコチラ。
 
 
 
F1パイロットでDTMやルマン、WTCCなどに転向するのはいるけど、
ロードレーサー、しかも世界耐久選手権に出てしまったのはシュマッハー以外聞いた事がありません。
(もしいるなら教えて下さいマジでw)
これでポイント獲ったら来年是非鈴鹿に来て欲しい!
HRCもワークスマシン用意したれw。
 
本命はS.E.R.T1号車。
マチュー・ラグリヴなんてこの前のWSSでポール獲ったレースが終わったばかりなのにタフだわ。
(その前の週は鈴鹿8耐だし)
 
MLsert 1
 
今回も鈴鹿に続いて8時間耐久なので、一番最初を受け持つライダーはスーパースプリント
になるかもしれないけれど、それでも鈴鹿は異常な程トップ集団が飛ばしていたから
こちらはもう少しノンビリとしたレースになるかもしれません。
 
S.E.R.Tの対抗馬は
・BOLLIGER TEAM SWITZERLAND
・YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM
 
と見たがどうでしょう。
シューマッハは、まずは完走、ケガしないようにね。
 
追記。
MCNより。
 
シューマッハが予選中に結構なスピードでコケたらしい・・・。
フロントが切れ込んだのかな?ハイサイドではなさそだけれど。
マシンは大破、本人にケガはないとのこと。写真もMCNより。
決勝はどうなる?
 
crash1